2021年 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
本年が皆様方にとって良き年でありますよう、また、船舶に関わる海運・港湾業界関係者の協力により我が国の物流に安定がもたらされますよう、心からお祈り申し上げます。
新型コロナウイルス感染症は、2019年12月以降、中国湖北省武漢市を中心に発生し、瞬く間に全世界に拡大し、今もなお世界を震撼させ続けています。
すでに当該感染症により2020年12月31日現在、約180万人もの人々がお亡くなりになっています。
日本経済にも多大な影響を与えることになり、例外なく関門港に寄港する船舶は減少しています。
WHOは、このウイルスによる感染症を“COVID-19”と名付けました。
我が国でも、医療崩壊という言葉を毎日聞くようになり、メディアも連日のように報じています。
また、増殖力も感染力も強く変異した“COVID-19”は、2020年12月イギリスの帰国者など4名の感染が確認されており、今後我が国でも拡大が懸念されています。
しかしながら、影響はマイナス面だけではなく、何が大事で何が不必要なのか新しい価値基準を問いかけ、今まで向き合ってこなかった事柄に対し、一度立ち止まって考える機会を与えられた年であり、テレワーク、WEB会議など新時代に向けた取り組みも各業界において実施されているところです。
本来であれば、昨年に区切りを付け、新たな気持ちで本年を迎えたいところですが、この“COVID-19”は、そうはさせてくれません。
本年もWithコロナと向き合い感染防止対策を徹底し、水先業務の安定化に努め、船舶交通の安全を図り、併せて船舶の運航能率の増進に資する責務を果たすべく、当会全員のチーム力により関門港の安全確保に寄与できるよう邁進してまいります。
関門水先区水先人会所属の水先人・従業員一同、今後とも皆様方のご支援ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2021年1月1日
関門水先区水先人会
会 長 江 口 良 一
by kshpa | 2021-01-01 00:00